幕末の水戸藩士で、天狗党と対立した保守派である諸生党の首領。天狗党の乱に際してこれを弾圧し、一時は藩政の実権を握った。しかし戊辰戦争で新政府軍と天狗党の残党を敵に回して敗れ、明治二年(1869)に捕らえられて逆さ磔という残酷な刑で処刑された。水戸藩を二分した党争の激しさを象徴する人物である。