未到
川路利良
かわじとしよし
kawaji toshiyoshi
略歴
薩摩藩の下級武士に生まれ、日本の近代警察制度を一から築き上げた官僚。維新の激動を経て新政府に出仕し、ヨーロッパの警察制度を視察してフランス式の制度を範とし、これを日本に導入した。1874年に東京警視庁の初代大警視(のちの警視総監)に就任し、治安維持の体系を整備したことから「日本警察の父」と称される。西南戦争では警察官による部隊を率いて政府側に貢献した。厳格で職務に忠実な人柄で知られたが、1879年、視察の帰途に病を得て四十代半ばで没した。
未到