未到
清沢満之
きよざわ まんし
kiyozawa manshi
略歴
明治期の真宗大谷派の僧侶であり、哲学者・宗教家。西洋哲学の素養をもって仏教を近代的に問い直し、信仰の内面性を突き詰めた思索で知られる。困窮と病に苦しみながらも、絶対他力に己を委ねる境地を「精神主義」として説き、雑誌『精神界』を通じてその思想を発信した。従来の教団のあり方を批判して宗門改革を志し、多くの若い宗教者に影響を与えた。結核により早世したが、その求道的な生涯と著作は近代日本の宗教思想に深い足跡を残した。
未到