未到
幸徳秋水
こうとく しゅうすい
kotoku shusui
略歴
明治期のジャーナリスト・思想家で、社会主義・無政府主義の運動を代表する一人。新聞記者として健筆をふるい、日露戦争に際しては非戦論を唱えて反戦の論陣を張った。平民社を興して社会主義を説き、やがて急進的な直接行動論へと傾いていった。1910年、天皇の暗殺を企てたとする大逆事件に連座して逮捕され、翌年、多くの者とともに処刑された。事件は権力による思想弾圧の色濃いものとされ、その死は言論と思想の自由をめぐる歴史に重い問いを残した。
未到