未到
南方熊楠
みなかた くまぐす
minakata kumagusu
略歴
明治から昭和にかけての博物学者・生物学者・民俗学者で、粘菌研究で世界的に知られた在野の巨人。若くして渡米・渡英し、大英博物館などで多言語を駆使して膨大な知識を吸収、独学で幅広い学問を修めた。帰国後は郷里の和歌山を拠点に、顕微鏡をのぞく日々のなかで数々の粘菌を発見・記載した。神社合祀に反対して鎮守の森の破壊に抗議し、自然保護思想の先駆けともなった。型にはまらぬ生き方と桁外れの博識ゆえに「知の巨人」と称され、その独創は今なお讃えられている。
未到