未到
永倉新八
ながくらしんぱち
nagakura shinpachi
略歴
松前藩士の子として江戸に生まれ、神道無念流の免許皆伝を得た剣客。近藤勇の道場に出入りした縁から新選組に加わり、二番隊組長・撃剣師範を務めた。1864年の池田屋事件では近藤らとともに斬り込み、少人数で多数の尊攘志士を制圧してその名を高めた。局長近藤の専横を諫めるなど筋を通す気骨の持ち主でもあった。戊辰戦争を戦い抜き、新選組隊士としては珍しく明治を長く生き延びて北海道に移り住んだ。晩年に語り残した回想は『浪士文久報国記事』などとしてまとめられ、隊内部を知る貴重な一次証言として新選組研究に欠かせない史料となっている。
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