幕末の公家で、五摂家の一つ二条家の当主。孝明天皇の信任を得て関白をつとめ、公武合体の立場から朝廷と幕府の融和を図った。日本史上最後の関白として知られ、慶応三年(1867)の王政復古の大号令によって摂関の制度そのものが廃止されるとともに、その職を解かれた。旧秩序の終焉に立ち会った最後の関白である。