明治期の彫刻家。信州(現在の長野県)の出身で、渡米・渡欧して彫刻を志し、ロダンの作品に強い衝撃を受けて内面の生命感を表現する近代彫刻を日本にもたらした。代表作「女」に、身をよじる肉体の緊張と情念を刻んだが、帰国後まもなく三十歳ほどで急逝し、その短い活動が惜しまれた。