明治の小説家。硯友社を結成し、雑誌『我楽多文庫』を拠点に活動して、明治文壇を代表する一大勢力を築いた。雅俗折衷の華麗な文体で人情や恋愛の機微を描き、金貸しと恋に翻弄される男女を描いた『金色夜叉』は絶大な人気を博した。泉鏡花ら多くの門人を育てたが、胃癌のため30代半ばで没した。