未到
佐久間象山
さくましょうざん
sakuma shozan
略歴
信濃松代藩の藩士で兵学者・思想家。西洋砲術や蘭学を修め、「東洋道徳、西洋芸術(技術)」を唱えて、東洋の精神に西洋の学問技術を取り入れるべきだと説いた開国論者である。江戸に開いた塾には勝海舟・吉田松陰・坂本龍馬ら幕末を動かす人材が集まり、その思想は多くの志士に影響を与えた。門下の吉田松陰がペリー艦隊への密航を試みて捕らえられた際には、これに連座して罪を得た。晩年は公武合体・開国を説いて京で活動したが、その進歩的な言論が攘夷派の反発を招き、元治元年(1864)、京都で暗殺された。
未到