未到
島津日新斎
しまづじっしんさい
shimazu jisshinsai
略歴
薩摩・大隅を治めた島津氏の一族で、宗家の内紛によって衰えかけた島津氏を立て直した中興の指導者。実子の貴久を宗家の家督に据え、その子らである義久・義弘・歳久・家久のいわゆる島津四兄弟にとっては祖父にあたる。処世と道徳の教えを平易な和歌に託した「日新公いろは歌」を残し、いろは四十七文字にちなむ歌の数々は、後の島津家中で子弟教育の指針として長く重んじられた。武と徳の両面から一族の基盤を固め、九州に覇を唱える島津氏興隆の礎を築いた。
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