未到
島津忠恒
しまづただつね
shimazu tadatsune
略歴
薩摩の大名で、島津義弘の子であり薩摩藩の初代藩主。関ヶ原後の困難な情勢のなか島津家の家督を継ぎ、幕藩体制下での島津氏の生き残りを図った。慶長14年(1609年)には琉球王国へ兵を送ってこれを制圧し、以後、島津氏は琉球を服属させて中国との中継貿易の利を握った。一方で家中の実力者伊集院氏を退けるなど家臣統制を進め、検地や城下町の整備を通じて島津氏の近世的な支配体制を確立した。のちに家久と名乗り、南九州に君臨する島津七十七万石の基礎を固めた人物である。
未到