戦前の日本の農芸化学者。米ぬかから、脚気の予防に有効な成分を抽出することに成功し、「オリザニン」と名づけて発表した。これはのちにビタミンB1として知られる物質であり、世界に先駆けたビタミンの発見に相当する業績だったが、その意義が国際的に広く認められるまでには時を要した。日本の栄養化学の基礎を築いた一人である。