未到
立花誾千代
たちばなぎんちよ
tachibana ginchiyo
略歴
豊後の名将戸次道雪の一人娘として生まれ、父に男子がなかったことから、わずか七歳で立花城の城督を継いだと伝わる。女性の身で一城を預かる異例の立場にあり、後に高橋紹運の子・宗茂を婿に迎えて夫婦となった。気性の激しい烈女として知られ、夫が朝鮮出兵で城を留守にした際、侍女たちに武具を持たせて城を守ったという逸話が語り継がれる。夫宗茂とは折り合いが必ずしも良くなかったとも伝わり、別居して過ごしたともいう。関ヶ原の戦いで立花家が改易となる激動のなか、慶長七年に三十四歳で世を去った。女武将の名を残す戦国の女性である。
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