明治から大正にかけての化学者・実業家。加賀に生まれ、渡米して研究と事業に打ち込んだ。麹菌からデンプン消化酵素を取り出した「タカジアスターゼ」を創製したほか、副腎から止血・昇圧作用をもつホルモン「アドレナリン」を世界で初めて結晶として抽出することに成功した。これらの成果を実業に結びつけて富を築き、日米の科学・文化交流にも貢献した。ワシントンへの桜の寄贈に尽力した人物としても知られる。