江戸時代後期から明治にかけて活躍した発明家で、精巧なからくり人形や機械仕掛けの品々を数多く手がけ「からくり儀右衛門」と呼ばれて名を馳せた。万年時計をはじめとする複雑な機構の製作に卓越した技術を示し、晩年には電信機の製造などにも取り組んだ。その工房を源流とする事業は、後に東芝へとつながっていく。日本の近代技術の先駆者の一人に数えられる。