未到
田中光顕
たなかみつあき
tanaka mitsuaki
略歴
土佐藩出身の志士で、維新後は宮内官僚として長寿を保った人物。若くして武市半平太の土佐勤王党に加わり尊王運動に身を投じ、後に中岡慎太郎の率いる陸援隊に参加して倒幕の実働に携わった。維新後は官界に進み、警視総監や学習院長などを経て宮内大臣に就任、宮中の重職を長く務めた。とりわけ、幕末維新に散った同志たちの遺墨や書簡、史料の収集と顕彰に生涯を捧げたことで知られ、その膨大なコレクションは後世に維新史研究の貴重な財産を残した。維新の志士としては例外的に昭和14年まで生き、幕末を直接知る最後の世代の一人として語り部の役割も果たした。
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