明治期の建築家で、工学博士。肥前(現在の佐賀県)の出身で、日本人建築家の第一世代として西洋建築技術を修め、近代日本の記念碑的な建物を数多く手がけた。赤煉瓦の重厚な外観で知られる日本銀行本店や、東京駅の丸の内駅舎を設計したことで名高く、その堅牢で威風ある様式は明治国家の威信を体現した。多くの建築家を育て、日本近代建築の基礎を築いた指導者でもある。