幕末から大正期に生きた文人画家であり、儒学者・神職としても学識を積んだ人物。若い頃から諸国を歴遊して各地の学者や文人と交わり、儒仏道の教養を画に注ぎ込んだ。近代化のなかで衰退しかけた文人画(南画)の伝統を独りで担い続け、晩年に至って画境はいよいよ奔放かつ深遠となり、力強い筆致と鮮烈な色彩で知られる。近代日本最後の文人画家と称され、その膨大な作品は今も高く評価される。