新選組の諸士取扱兼監察を務めた隊士で、医術に通じた知略の人。剣で名を挙げるより情報収集と探索を得意とし、商人などに身をやつして市中に潜り込み、敵の動静を探った。池田屋事件では商人に扮して尊攘派の拠点をつきとめ、古高俊太郎の探索に功をあげたと伝わる。裏方に徹してその剣名を残す機会は少なかったが、新選組の情報活動を支えた要の一人であった。戊辰戦争のさなか、1868年に世を去った。