未到
安田善次郎
やすだぜんじろう
yasuda zenjiro
略歴
越中富山の下級武士の家に生まれ、若くして江戸へ出て奉公や行商で辛苦を重ねた実業家。幕末に両替商・安田屋を興し、公債や幣制の混乱期に機を見て財をなした。堅実と倹約を信条に金融業を軸として事業を拡大し、安田銀行(のちの富士銀行、現在のみずほ銀行の源流の一つ)を中核とする安田財閥を築き上げた。教育や公共への寄付にも力を注ぎ、東京大学の安田講堂や日比谷公会堂は彼の匿名の寄贈によるものとして知られる。1921年、その資産を狙った国家主義者に自邸で刺殺された。
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