未到
吉井友実
よしいともざね
yoshii tomozane
略歴
薩摩藩士で、西郷隆盛・大久保利通らの同志として若い頃から尊王倒幕の運動に加わった人物。両者の間を取り持ち、坂本龍馬らとも連携しながら、薩長同盟の成立に向けて奔走した実務家として知られる。維新後は新政府に出仕し、宮内次官として皇室の制度整備に携わる一方、実業界にも足跡を残し、日本最初の私設鉄道会社である日本鉄道の社長を務めて、鉄道による国土開発の先駆けとなった。政治・宮中・実業の各分野で堅実に働き、明治国家の基盤づくりを縁の下で支えた。晩年は子爵に叙され、明治二十四年に没した。
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