未到
西郷従道
さいごうつぐみち
saigo tsugumichi
略歴
薩摩藩士の家に生まれ、西郷隆盛の弟にあたる志士・軍人・政治家。幕末には兄とともに国事に奔走し、戊辰戦争を戦った。維新後はフランスに留学して軍制を学び、1874年の台湾出兵では総指揮官を務めた。兄隆盛が西南戦争で政府に叛旗をひるがえした際も政府側にとどまり、以後も政府の柱石であり続けた。陸軍中将から転じて海軍大将に至り、初代海軍大臣として近代海軍の育成に尽力したほか、内務大臣・農商務大臣なども歴任した。飾らず洒脱な人柄で各方面に人望が厚く、藩閥政府のなかで調整役をよく果たしたことでも知られる。
未到